振り込め詐欺の影響で、銀行の状況が大きく変わっていました。
この振り込め詐欺は、他人事ではありません。
私のは母も、2018年2月に振り込め詐欺に遭い50万円をだまし取られています。
この事があってから、母の口座は私が管理しているのですが、わずか200万円程度の預金を切り崩している状態でした。
還付金の確認電話で、本人確認。
名前、年月日、家族構成、本籍などを聞かれたそうです。
その後、銀行からの電話で名前、生年月日、家族構成、本籍などを言われ、「これは警察にも届けてあることなのですが、○○さんの口座から50万円がおろされています。」との内容。
事前に情報を入手して、その内容での詐欺電話。
緊急事態なので、「被害拡大を防ぐために、今すぐ銀行に来てください」と言われてもいけません。
それならと、銀行員を装った犯人が家に着て、キャッシュカードを渡し、緊急事態なのでと暗証番号を聞かれ、母は暗証番号を教えてしまいました。
その日のうちに、限度額の50万円が引き落とされてしまいました。
この一件があり、母の口座は私が管理しています。
年金が振り込まれたら、必要が額を引き落とし母に渡しています。
母も、本人の無駄使いではなく、娘に小遣いを上げたりで必要以上に浪費していました。
現在は、母が自由に使えるお金は月6.5万円。
以前より2万円減らしています。
同居なので、80代の母なら月0円でも暮らしていけます。
それなので、月6.5万円も、多すぎかと思っています。
このような事があり、銀行のキャッシュカードは停止したまま。
キャッシュカードが無いと不便なので、再発行をと母を連れて銀行に行きました。
同時に、満期が過ぎているのに放置状態だった定期預金も解約。
定期預金は、自分が死んだときの葬式代として残していた150万円です。
2003年に、投資信託をやめて定期預金にしたものです。
投資信託は、200万円だったのが元本割れをしたので解約してしまったのですが、2003年は日経平均株価が8,000円割れとどん底の時。
そのまま200万円の投資信託を放置していたら、少なくとも600万円越えにはなっていたかと思います。
それなのに、元本割れした150万円を定期預金に。
その現実は驚き!

18年間定期預金として預けた150万円の金利額は、1,416円なのです。
この金額なら定期預金として預ける意味はないですよね。
引き落としも面倒なので。
今回、母と一緒に行ったのに、引き落としは面倒でしたが、何とか引き落としは出来ました。
同時に頼んだキャッシュカードの再発行は、本人がいても出来ませんでした。
免許やマイナンバーカードなどの顔写真入りの証明書がないからです。
自宅にキャッシュカード再発行のはがきを送るので、それを持って後日本人が来てくださいとのこと。
さらに!
これは事前に調べていたことなのですが、母の預金を私の口座にそのまま映すことは問題あり。
それなので、現金で引き落としました。
年間110万円を超えるお金の贈与には、贈与税がかかります。
150万円なら10%なので、15万円です。
同居しているので、贈与ではなく生活費をもらっただけで済むかと思うのですが。
振り込め詐欺の影響で、銀行はこの様な対策をしているのですが、今は銀行ではなくコンビニで簡単にお金を下ろせる時代。
詐欺メールを含め、この様は犯罪を取り締まるための法改正をしてほしいと思います
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