金融庁が発表した「老後2000万円問題」が話題になっています。
老後生活には2000万円の預金が必要で、公的年金だけでは暮らしていけないとの発表です。
厚生労働省の「平成29年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、男性の平均支給額が165,668円、女性の平均額が103,026円で、全体の平均は147,051円となっています。
これだけ見ても、実際にいくらもらえるのかがよくわからないのですが、標準的なモデル世帯(40年間就業し、妻がその期間すべて専業主婦であった世帯)の例を見ると、国民年金は1カ月6万5008円で、厚生年金は夫婦で22万1504円とのことでした。

さらに、総務省が実施した家計調査(2019年4月)、無職世帯(定年世帯が多く含まれる)の1カ月の平均支出を見ると、総額279,462円とのこと。
これらのことから、老後の生活には年金だけでは月5万円のマイナスとして計算し、老後生活には2000万円の預金が必要との発表だったのだと思います。
老後生活平均的な出費多以下の内容でした。
・食費 72,761円
・住居 10,086円
・水道光熱 23,175円
・家具、家事 8,269円
・被服費等 6,752円
・保健医療 15,402円
・交通通信 30,266円
・教育 1,983円
・教養娯楽 28,787円
・その他 39,538円
(主な内訳-理美容、おこづかい、交際費、嗜好品、諸雑費など)
・税金 社会保険料 42,444円
・総額279,462円
この月5万円のマイナスを積み上げての-2,000万円。
私の周りや父を見ても70歳代で死んでいるので、実際には-2,000万円にはならないと思います。
また、65歳からの生活で、月5万円のマイナスなら問題ないかと。
夫婦で1人25,000円を稼げば、暮らしていける計算。
老後生活には2000万円の預金が必要との発表がおかしく、65歳を超えても年金以外に夫婦で月5万円を稼ぐ必要がとの発表だったら、こんな騒ぎにはならなかったかと思います。
駅の自転車整理などで働いているお年寄りを見かけますが、そのような事で1人25,000円稼げば生活できるとの発表ならよかったのではと思います。
ですが、この平均的な出費を見て、やはり我が家には大問題があることがわかりました。
食費は、ダイエットをと言っている娘たちなので、今の生活でも問題無し。
住居費は、住宅ローンを退職金で完済すれば問題無し。
娘が大学を卒業すれば、教育費もなくなります。
問題があるのは、水道光熱費です。
我が家の水道光熱費は、約55,000円。
真夏や冬の電気代は月4万円程度になってしまうので、約55,000円との計算は年間の平均です。
エアコンの使い方など、今から節電を考えないといけないですね。
この平均出費額を見本に、今から対策を考えなければと思います。
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