将来年金がもらえなくなる可能性が、現実味を帯びてきました。
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の発表で、公的年金の運用の失敗し、7兆8899億円の損失が出たと発表されました。
この原因は、昨年から年金の株式運用枠が大幅に拡大されたからです。

過去も、リーマン・ショック直後に5兆6601億円を超える損失を出したことがありますが、今回はそれを大きく上回る金額なのです。
そもそも年金は、今のままでも危なかったのに。
現在は、働く人が積み立てているお金だけでは足りません。
年金積立金は、過去に働く人が多かった時の余剰金で、それを減らさないよう運用され、それで足らない分を補っているのです。
その大切なお金に手を出し、ギャンブルに使ってしまったのですから驚きですね。
安倍政権の株価アップの裏にはこんなことが!
国民年金、厚生年金の積立金の総額は、約130兆円(損失でどうなったのかは?)で公的な年金基金としては世界最大規模。
それが、アベノミクスの「株価高騰」の道具として利用されたのです。
以前は60%を占めていた国債を中心とした国内債券を35%に減らし、12%だった国内株式と外国株式をそれぞれ25%に倍増、外国債券も11%から15%に引き上げられたのです。
その結果が、この損失です。
これだけのお金が、株式市場に投入されれば、株価が上がるのは当たり前。
これがアベノミクスの正体です。
今回の損失で、このお金を引き上げたら、株価大暴落と引くに引けない状態。
この穴埋めは、すべて私たちにくるのです。
このままいけば、年金がもらえるのは70歳からとかになってもおかしくない状況です。それどころか、この年金ギャンブルは続いているので、さらに将来が心配ですね。
皆さん苦労していますね、以下のサイトは参考になります。

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