銀行も、サラ金と同じなのです。
サラ金は、サラリーマンを対象にした金貸し業者の事で、「サラリーマン金融」の略語です。
その代表格、アコム「はじめてのアコム」は三菱UFJフィナンシャル・グループ、プロミス「相談できる」は、三井住友フィナンシャルグループ、レイク「ほのぼのレイク」は、新生銀行。
過払い金の問題などもあり、今は消費者金融にメガバンクが資本参加。
消費者金融のイメージも変わりましたが実は問題も。
40~50代で昔のサラ金のイメージを知っていれば、消費者金融からはお金を借りないと思うのですが、今だ成長しているのです。
TV-CMなどの広告をあれだけ流しているのですから儲かっている証拠ですね。
借金地獄で怖いのは、実は銀行なのです。
2010年に借金に対する総量規制が導入され、年収により消費者金融からの借り入れ上限額が決められるようになりました。
なので、今は消費者金融から借りすぎて借金地獄に陥ることはないのです。
問題なのは銀行です。
銀行は、消費者金融ではないので、総量規制は適用されません。

利息制限法をみると、金利の上限は、元本10万円未満の場合年20%、10万円以上100万円未満の場合年18%、100万円以上年15%。
銀行は金利上限を超えなければ、際限なくお金を貸せるのです。
銀行のカードローンが怖いのです。
銀行のカードローンは、キャッシュカードでそのままお金を借りられるローンです。

銀行に口座を作ると、知らぬ間に自動で付帯(説明を聞かず申し込んでいる)する場合もあります。
クレジットカードや公共料金の引き落としで、うっかり入金を忘れて滞納となるのも問題。
クレジットカードの引き落としで滞納があるとブラックリストにのる可能性があり、それが原因で住宅ローンが組めなかったという話があるくらいです。
それを回避できるのが、銀行のカードローン。
口座がマイナスでも、カードローンから自動的に借り入れされ支払われるのです。
私も銀行口座はマイナス。
ですが私の場合は、定期預金からの借り入れ(自分のお金を借りているので借金にはなりません)。
これと同様で、一度銀行口座のマイナス分をカードローンで支払ってしまうと、それが当たり前になってしまうのです。
私も、マイナス分を埋めることは出来ずに、何度か定期を解約し、普通預金に移しています。
定期預金ならこれが出来るのですが、借金の場合は、どんどん膨れるのみ。
銀行は消費者金融ではないので、総量規制は適用されないため、支払限度額をオーバーする可能性も。
まさに、借金地獄に落ちいる可能性があるのです。
同様の内容が新聞にもでていましたが、今後これは社会問題になるのではないでしょうか。
銀行から借りる場合も、借金に対する総量規制を導入するべきですね。