過去、アメリカン・エキスプレスが発行する最上位のブラックカード「センチュリオン・カード」を持っていました。
当時の年会費は160,000円(税別)。
この価格でも、十分元は取れる内容。
シェラトンなどのホテルに宿泊すると、最安価格の部屋を予約しても、寝室とリビングが別の部屋にアップグレードされるのです。
1泊1万円台の最安値の部屋を予約しても、8万円位価格の部屋にアップグレード。
双子の幼児との旅行には、寝室とリビングが別の部屋は最適でした。
また、海外旅行の場合も、航空会社のビジネスクラスラウンジが利用でき、子供を遊ばせるスペースもあり飲食(ビールなどのアルコールも)も無料。

その年会費が350,000円(税別)に値上げされたので解約しました。
その後、さらに年会費は値上され、今は入会金100万円も必要となり、年会費は50万円です。
現在、アメックスセンチュリオンの会員は日本で3,000人と噂されています。
なんで私が、この「センチュリオン・カード」会員になれたのか?
これはこのカードを日本に導入する際の基準が、カードの利用が12年以上でプラチナカードを使っている方。
利用金額だけではなく、利用略歴などの判断だったようです。
それで、最低限の会員数を満たしその後は年会費値上げなどで振るいがけ。
私のような年収の低いサラリーマンは退会し、今は入会金100万円、年会費は50万円のカードとして成り立っています。
このカード会員になりたく、年間数千万円の利用がる方でも、今はインビテーションが届かないとの事で今は、幻のカードとなっています。
私がこのカードを持っていた時の感想は、日本ではブラックカードなどを意識している方はいなく何も変わりません。
今は、さらに上級なアメックス・センチュリオン・スパレイティブ・カード「SUPERLATIVE CARD」があるそうです。
アメックスセンチュリオンスパレイティブカードの入会金は200万円で、年会費は100万円。
アメックス・センチュリオン・スパレイティブ・カードは、カード表面にダイヤモンドが散りばめられているとの事。
フェラーリなどの高級車を買いに来る方は、以前とは変わり、ネットで高収入を得た若い方が増えているとの事で、この様な方は車好きではなく単なるステータスの為のフェラーリ購入。
アメックスのブラックカードは、この様な方をターゲットに、年会費やサービスが改定されているのではと思います。
昔の話ですが、銀座のお店で、1本1,000円で全く売れなかったネクタイの価格を、5,000円に値上げしたら売れるようになったとの話があります。
この様なカードの場合は、年会費が高ければ高いほど自慢になるので、この様な状況になってしまったのでしょうね。